2014年9月28日日曜日

世界で2番目に長い城壁!トルコ・ディヤバクルの夕べへ

代々木上原にある東京ジャーミー・トルコ文化センターにて、トルコのディヤバクルから来日している方々を中心に、トルコ「ディヤルバクルの夕べ」が開催されました。
トルコ大使夫妻とディヤバクル市長
ディヤルバクル市長に続き、トルコ大使館大使のご挨拶あり。奥様は日本人だったのでびっくり
です。

ディヤルバクルは南東トルコの中心地。
ディジュレ(チグリス)川の川岸に近い玄武岩の台地に町が広がっています。周辺は低い山が連なり、大陸性気候の肥沃な台地で、小麦や綿花、養蚕、スイカが栽培され、金、銀、銅細工にシルクの織り物が特産品。お料理はトルコでは珍しいピリカラ味。干したナスのドルマが美味しいです。
ディヤバクルのお料理
玄武岩の黒い城壁は3世紀頃から建設され、世界で2番目に長いと言われており、街のシンボルとなっています。現在ユネスコ世界文化遺産に申請中で大規模修復中です。
ディヤバクルの城壁。世界遺産申請中

城壁の航空写真。世界で2番目に長い!?
北部メソポタミアに位置し、シルクロードの中継地点、地理的に重要な場所だったために、ディヤルバクルは過去5,000年にわたり33もの民族による文明や文化がもたらされたそうです。
その結果、それぞれの時代の遺構が旧市街にはたくさん残っています。
他宗教、他文化、他民族に寛容な土地柄。
イスラム圏で5番目に建てられたウル・モスク、アルメニアの教会、アッシリアの教会、城塞、城門、神学校、大邸宅跡・・・
周辺の橋や石器時代の居住跡も魅力です。

ディヤルバクル、人類の博愛の歴史。
ぜひ、一味違うトルコをご訪問ください。

ディヤバクルからのお土産
PS お土産どっさりもらいました。

古代遺跡な旅 トルコ個人旅行