2012年5月15日火曜日

★化石の町エルフードのアフリカンなホテルChez Gaby

モロッコの砂漠メルズーガに行く際は、エルフードという町を通ります。
モロッコ王の宮殿の一つが置かれている割合大きな町であると同時に、砂漠観光の拠点でもあり、夕暮れどき、もしくは早朝夜明け前、無数の4WDが砂漠の日没もしくは日の出を目指して疾走しています。
さらに、砂漠での化石採掘の拠点でもあり、化石記念館や、化石を作った家具やアクセサリーの加工場・直売所などがあります。

そんなエルフードの町の中心部に近いところにある、Chez Gaby(シェ・ギャビー)というホテルに泊まってみました。


プールサイドが広々として、なかなかステキな感じです。砂漠がすぐそばだけあって、やっぱり夏は暑くなるんでしょうねえ…。


内装はどこかアフリカン。エルフードまで来るとサハラ砂漠はもうすぐそこ、黒ベールをまとったサハラ風の装束の人たちも増えます。


お部屋は結構かわいい感じで、女の人好みかなー、と。


屋上からは、エルフードの町が見渡せます。オアシスからメルズーガまで続く長い道。有名なオレンジ色のシェビ砂丘まで、車で約1時間です。


モデルさんか女優さん!?としか思えないような超美人ですが、実はこのホテルのマネジャー。モロッコは女性管理職も多いです。一見近寄りがたい(?)くらいきれいですが、実はとってもフレンドリー!

Chez Gaby Hotel
Av My ismail BP :63 Erfoud-Maroc
TEL: +212 535 578 111
Fax: +212 535 578 900
携帯 : +212 6 70 33 58 45

*単独でご利用の場合は、Booking.comなどでご予約可能。
*ツアーの一部でご利用のご希望の場合は、古代遺跡な旅デスクへ。

2012年5月11日金曜日

★"バラの谷"ケラアト・ムグナの見どころとは?

モロッコ南部でワルザザート~トドラ渓谷間のカスバ街道を走ると、必ずと言っていいほど「バラの谷」ケラアト・ムグナKelaat M'Gounaに立ち寄ります。

「バラの谷」という呼び名からすごく期待させてしまいがちなのですが、実際のツアーでは、ローズウォーターなどが売っているお店にちょっと寄るだけ。「いったいケラアト・ムグナって何?!」と思っている人も多いかと思うので、その見どころをちょっとご紹介します。


ツアーで寄るのはこんな感じのローズウォーター直売所。精製する過程を見せてくれたりして、それなりに寄る価値はあります。


ケラアト・ムグナは、実際には結構ちゃんとした街です。銀行だの商店街だのがあります。


こんなふうに市場が開かれていることも。日用品やナツメヤシなどが売っていたりします。


ケラアト・ムグナの真髄を知るには、実はカスバ街道を外れて脇道に入っていく必要があります。すると…おお、渓谷沿いにカスバ! これぞ南部モロッコ!


この渓谷のあたりはヨーロッパの人々に人気のトレッキングコースとなっていて、こんな立派なカスバ風宿がいくつもあります。


お約束のクスクスランチ。


こちらはカスバ・イトランKasbah Itranという、断崖絶壁上にある宿。テラスからこんな広大な景色が広がっています。

ちなみに季節にもよりますが、バラが一面に咲いている様子が見られるというわけではありません。ヨーロッパの人たちはケラアト・ムグナだけで3日も4日も滞在し、のんびりとトレッキングを楽しみます(何しろモロッコまで飛行機で3時間ですし…)。

1週間程度でモロッコをぐるりとまわる日本人としては、こういうところでのんびりするのはなかなか難しいかもしれませんが、ぜひ2度目、3度目のモロッコでチャレンジしてみていただければと思います!

presented by 古代遺跡な旅

2012年5月7日月曜日

★GWヨルダン旅行体験談をいただきました!

ゴールデンウィークにヨルダンを旅行されたお客様より、体験談が届きました!
こちらでご紹介しています。

体験談
ヨルダン個人旅行6日間

http://www.kodai-iseki.com/travel/taiken_jd_1205o.html


5月初旬といえばヨルダンのベストシーズン。
青い空がさわやかです!
定番のぺトラ遺跡、死海はもちろん、ワディ・ラムの砂漠まで行っても日本発着6日間(しかも行きの飛行機は夜中発)。
ヨルダンは最近コンパクトな旅行地として盛り上がっています!

presented by 古代遺跡な旅

2012年5月6日日曜日

★居心地満点スコウラのカスバ、シェ・ライラChez Laila

モロッコの砂漠の入口の町ワルザザートから車で約1時間
ヤシの木に囲まれたオアシスの村スコウラで、「シェ・ライラ」Chez Lailaというカスバ(プチホテル)に滞在しました。

オーナーのライラはフランスで暮らしていたモロッコ人建築家。
スコウラの村の中には、ライラの作った建物がいくつもあります。
そして自身も、この「シェ・ライラ」を建て、カスバとして開業したというわけです。


シェ・ライラChez Lailaの外観。
建物はカスバ風、壁にベルベルの文様らしきものが刻まれています。
小さなホテルなのですが、ちゃんとプールや庭園も備わっています。


2階のテラス。
建物の1階はレストラン兼サロン、2階は客室、そして2階フロアの半分くらいがこのテラスです。部屋は決して広くない一方で、テラスやサロンをやたらと大事にするところが、どこかイスラム風です。


各部屋に「ブルー」「レッド」「イエロー」といったテーマカラーがあり、壁の色やカーテン、ベッドのリネンなどが同一系統色でまとめられています。マラケシュのリヤドなんかもそうですが、各部屋の内装を同じにせず、ちょっとずつ変えるところがおしゃれなんですねー。


こういうステキなランプがあちこちに


ランチにお願いしたクスクス。ライラさんはお料理も上手、急な注文が入っても、自分でささっと作ってしまいます。翌日食べたラムといんげんのタジンもものすごくおいしかったですー。


オレンジのスライスにナッツの砕いたのを散らしたデザート。オレンジだけで十分おいしいので、あえて手を加えなくても、と思うんですが、ちょっとおしゃれな感じにしてるのかも? このオレンジにナッツ、というのは一種の定番らしく、よそのレストランでもデザートにこれが出てきたことがあります。

Kasbah Chez Laila
Centre de Skoura Ouarzazate
TEL /Fax: +212 5 24 85 22 56
携帯 : +212 6 70 33 58 45
http://www.chez-laila.com/

*単独でご利用の場合は、Booking.comなどでご予約可能。
*ツアーの一部でご利用のご希望の場合は、古代遺跡な旅デスクへ。

2012年5月3日木曜日

★オアシスの村スコウラの夢の宿カスバ・アイト・ベン・ダミエッテ

砂漠の入口の町ワルザザートから車で約1時間。
ヤシの木に囲まれた閑静な村スコウラには、フランス人の作ったペンション風のリヤド/カスバ/ホテルがたくさんあります。
こだわった内装、手厚いおもてなし、手作り感覚のお食事と、ヨーロッパの絵本の世界に入り込んでしまったかのような、ステキな体験をすることができます。

今回はその中でも口コミサイトTripAdvisorで人気NO.1、Kasbah Ait Ben Damiette(カスバ・アイト・ベン・ダミエッテ)に宿泊してみました。

「カスバ」と言えばモロッコの城砦のようなものですが、このホテルはちょっとヨーロッパ中世のお城をイメージしたかのような外観になっています。裏にはプール、そしてダミエッテ夫妻の手作りの庭園が広がっています。

1階入口すぐのところにある、食堂兼ラウンジ。赤いライトなど内装品はどうやら特注のようです。奥のキッチンでは、奥様が夕食の支度をしています。雰囲気たっぷりなのもさることながら、顔を合わせるたびにCa va?(元気?)と声をかけてくれる、オーナー夫妻の人柄のよさが伝わってくるような、温かい空間です。

お部屋はなんとお姫様ベッド!そしてやたら広いです。ここで何日でも暮らせそうです。

夕食はモロカン・フレンチといった風情。スープ、サラダ、メイン、デザートと、なんと1品ずつだんなさまがお給仕してくれます。これはミートボールとライスのタジン。モロッコのタジンは大好きですが、この味の繊細さはやはりフランスならでは? 味といい見た目といい、奥様は料理のプロと見受けられます。1回しか食べていませんが、すっかり大好物となってしまいました!

屋上テラスから見渡せるオアシス、そして遠くに雪を抱くアトラス。この絶景を見るためだけにでも、スコウラに来る価値がありそうです。ヨーロッパからやってくるフランス人たちにとって、ここはDreams come true.の場所なのでしょうねー。世界遺産アイト・ベン・ハッドゥからトドラ渓谷に行くとき、ワルザザートではなくスコウラに泊まるのもありかも、と思います。


Kasbah Ait Ben Damiette
カスバ・アイト・ベン・ダミエッテ
Douar Ouled Ali-Khamsa, Ouarzazate 45000
Morocco Douar Ouled Ali-Khamsa, Ouarzazate 45000, Morocco
Tel. 00 212 524 85 2002
Fax. 00 212 524 85 2011
Gsm. 00 212 672 293 505

*単独でご利用の場合は、Hotel.comなどでご予約可能。
*ツアーの一部でご利用のご希望の場合は、古代遺跡な旅デスクへ。