2015年6月27日土曜日

トルコ、アララト山のふもとへの旅!

トルコのワン(ヴァン)という町から車で約4時間、"ノアの方舟の山"として知られるアララト山のふもとにたどりつくことができます。洪水を生き延びたノアの方舟が漂着したのが、このアララト山の山頂だとされているのです。ここではワンからアララト山へと向かう旅路をご紹介します。

富士山にも似た姿のアララト山
アララト山は428年まではアルメニア王国の領土。返還を求めるアルメニア共和国は、国章にアララト山を描いています。トルコ人にとってはただの山、神山としての思い入れはないように見えます。

ムラディエ滝
ワンからアララト山方面へ向かう途中に、ムラディエという滝があります(ワンから車で1時間ちょっと)。春には雪解け水で水量が増し、なかなかの迫力です。

大はしゃぎで吊り橋を渡る
駐車場には観光バスがたくさん止まっていて、この滝はトルコではいっぱしの観光地。滝へはつり橋を渡っていくのですが、結構揺れるので若い子たちがキャーキャー言っています。

アララト山から流れ出た溶岩
ムラディエ滝を出発してアララト山に向かうと、延々と溶岩の平原が続きます。アララト山は火山で、最後の噴火は1840年。よく見ると緑の部分は畑で、溶岩を避けて耕作しています。

周囲の険しい岩山
アララト山ふもとの町にはイサク・パシャ宮殿という18世紀の宮殿があり、その町に近づくと景色が一変、険しい岩山が現れます。

普段あまり紹介されていない絶景・東トルコの旅、追ってまたご報告します!

お問い合わせ:
古代遺跡な旅 トルコ個人旅行



2015年6月7日日曜日

トルコ東部ワン(ヴァン)で見た不思議な光景をご紹介!

トルコ東部にはワン(ヴァン)という大きな湖があり、周辺には魅力的な自然がいっぱいです。
こちらに5月のワンから届いた写真をご紹介します。

▼ネムルト山と湖

元火山のネムルト山
山中に咲く花
ワン(ヴァン)湖の近くに、ネムルトという名前の火山と湖があります(遺跡があるネムルト山とはまた別のもの)。5月はまだ雪がのこっていますが、頂上の火口に3つの湖があり、夏場はそこまで車で行くことができます。

▼エルジシュ

魚が川を上ってくる


魚をその場で焼いて食べることができる
エルジシュという町の近くの川に、毎年5月、インジケファルという魚が上ってきます。ワン湖は塩湖なので普通の魚はすむことができず、これが湖にすむ唯一の魚。

▼アフラト

セルジュク朝時代の墓石
ワン湖畔のアフラトの街の近くに、セルジュク朝時代のイスラムの墓石がたくさん並ぶ場所が。当時の墓地だったのでしょうが、不思議な空間です。

杖職人
アフラトは杖の産地として有名、杖職人の仕事ぶりを拝見することができます。

イスタンブールからワン(ヴァン)の街へは飛行機で約2時間、アンカラからのフライトもあります。訪れたらきっと気に入ってもらえる場所です!

お問い合わせはこちらへ