2010年11月30日火曜日

★太陽の船修復プロジェクトのシンポジウムに行ってきました!

昨日は早稲田大学へ、太陽の船修復プロジェクトのシンポジウムに行ってきました。
エジプトの太陽の船は、ファラオや神々が天空をかけるのに使うとされていますが、あの世に行ってから組み立てればいいと考えたのか、なぜか埋められているのは木材のパーツです。しかも、頑丈な石で封印されています。

これまでに1つ掘り返されて組み立てられたのが、ギザのピラミッドの横の「太陽の船博物館」にありますが、もう1つ地下に眠っているものを掘り返して組み立てようという壮大な作業を、早稲田大学の吉村作治先生らがやっているわけです。

作業はギザの現場ですでに進行中、封印している巨大な石をどう持ち上げるかといったことを検討しているそうです。現代の知恵や技術をあれこれ駆使しないと太刀打ちできないあたり、相変わらず古代エジプトらしいですね。

X線撮影のようなものにより、内部の様子はすでに予測がついているそうですが、いざ掘り返してみたら思いがけないものが出てきたりして…! ということを、誰もが期待しているかも。
これからの進展が楽しみです!

ちなみに、プロジェクトを紹介するHPができています。

太陽の船復原プロジェクト
http://www.solarboat.or.jp/


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2010年11月25日木曜日

★エジプト航空12月の空席状況を更新しました!

エジプト航空成田発カイロ往復の空席状況を更新しました!

カイロ往復航空券★エジプト航空
http://www.kodai-iseki.com/travel/e003egyptaircairo.html


普段だともうこの時期、年末年始の航空券はまったく取れない、ということが多いのですが、今年はなぜか12月後半でもまだ空きがあります。
ちなみにエジプト航空は最低旅行日数が3泊5日以上になったので、12月31日に日本を出て、カイロで3泊して1月4日に日本に帰ってくるなんていう強行軍も可能になったんですね。今のところまだそこまで大胆な方は出ていませんが…!

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★イラク国立博物館の復興を、日本が支援しています!

戦火の中でだいぶダメージを受けたバグダッドのイラク国立博物館ですが、その復興を日本が支援しています。
とりあえず、イラク人の保存修復専門家を日本に招いて、研修を行っているとのこと。そして、その研修生が、研修の成果や、国立博物館の現状などを、ちゃんと日本で報告してくれるのです。

2010年度イラク人保存修復専門家研修の成果報告会
「2010年度イラク人保存修復専門家研修について」「イラク国立博物館の現状」
アリ・ガーニム氏
ナフラ・ナビール氏
ハディール・アブドゥルハーディ氏

12月9日(木)16:00~18:00
東京文化財研究所4階国際研修室にて
http://www.tobunken.go.jp/japanese/map.html

イラク国立博物館といえば、メソポタミアの出土品を持つ、世が世なら世界屈指の考古学博物館のはず。なんとか平和な世の中で立ち直ってほしいものです!

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2010年11月24日水曜日

★ギザでメンカウラー王のピラミッドがオープン!

エジプトのギザでは、3基のピラミッドを入れ替わり修復していますが、最近メンカウラー王のピラミッドの修復が終了して内部公開を再開、今度はカフラー王のピラミッドが修復・閉鎖中となったようです。

どれくらいのサイクルで修復しているかというと、前回メンカウラー王のピラミッドが閉鎖になったのが2005年。なんと5年も経っていますね。次回カフラー王のピラミッドが開くのも、だいぶ先のことになりそうです。


最大のピラミッドであるクフ王のピラミッドは、なんとか閉鎖せずに公開を続けてほしいものです!

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2010年11月16日火曜日

★成田のエジプト航空が南ウィングになりました

成田発のエジプト航空はこれまで第一ターミナルの北ウィングを使っていましたが、12月3日から南ウィングを使うことになりました。
ウィングのお引越しってあるんですねー。
ターミナルが同じならあまり影響はないかと思いますが、みなさん、やはり空港へは早めに行って、チェックインカウンターを確認するに越したことはないですー。

2010年11月1日月曜日

★講演「わかりやすい普段着のイスラム」を行いました!

エジプトやトルコなど、イスラム圏の国々の普段の生活について紹介する講演「わかりやすい普段着のイスラム」を10月27日(水)東京・池袋で開催しました。

概要はこちらに:
イベント講演「わかりやすい普段着のイスラム」
http://torukohiroba.jp/events.php?action=show_info&event_id=97


イスラムの国々のスークや喫茶店、トイレや食べ物などの写真を見ていただきながら、日本と違う点、実は結構似ていたりする点などをご説明しました。

以前はイスラムといってもどんなものなのかよく知られていないのが普通だったのですが、今では結構多くの人が「ラマダン」を知っていたりしますよね。
イスラム圏の人と多少付き合いのある方もいらっしゃったりして、おもしろくって、しかも親しみやすい人々であるということは、次第に認識されてきたように思います。

当日参加してくださった方々、ありがとうございました…!

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