2010年11月30日火曜日

★太陽の船修復プロジェクトのシンポジウムに行ってきました!

昨日は早稲田大学へ、太陽の船修復プロジェクトのシンポジウムに行ってきました。
エジプトの太陽の船は、ファラオや神々が天空をかけるのに使うとされていますが、あの世に行ってから組み立てればいいと考えたのか、なぜか埋められているのは木材のパーツです。しかも、頑丈な石で封印されています。

これまでに1つ掘り返されて組み立てられたのが、ギザのピラミッドの横の「太陽の船博物館」にありますが、もう1つ地下に眠っているものを掘り返して組み立てようという壮大な作業を、早稲田大学の吉村作治先生らがやっているわけです。

作業はギザの現場ですでに進行中、封印している巨大な石をどう持ち上げるかといったことを検討しているそうです。現代の知恵や技術をあれこれ駆使しないと太刀打ちできないあたり、相変わらず古代エジプトらしいですね。

X線撮影のようなものにより、内部の様子はすでに予測がついているそうですが、いざ掘り返してみたら思いがけないものが出てきたりして…! ということを、誰もが期待しているかも。
これからの進展が楽しみです!

ちなみに、プロジェクトを紹介するHPができています。

太陽の船復原プロジェクト
http://www.solarboat.or.jp/


presented by 古代遺跡な旅

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