「日本アンデス考古学調査50周年記念公開シンポジウム」に行ってきました。あまり知られていないかと思いますが、日本の考古学者は1958年からペルーで発掘をやっているんですね…!
ぺルーと言えば「マチュピチュ」「ナスカ」ですが、日本人が発掘してきたのは、それよりはるかに古い「形成紀」(紀元前2500年~紀元前後)のもの。
特に有名なのが、北のほうにあるクントゥル・ワシ遺跡ですね。金製品がたくさん出て日本でも展覧会が開かれ、現地にはなんと博物館までできてしまいました。
ペルー旅行の際、ちょっと余裕があれば、このクントゥル・ワシ遺跡に訪れることができます。拠点となるのはカハマルカという温泉保養地で、なんとインカ最後の皇帝アタワルパが幽閉生活を送っていたという町でもあるんです。
シンポジウムは、そのクントゥル・ワシを発掘した大貫良夫東大名誉教授や青柳正規国立西洋美術館館長らが出席、こんどNHKでBSフォーラムとして放送されるそうです。
presented by 古代遺跡な旅
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