2011年3月30日水曜日

★トルコのお茶とお菓子を楽しむ会2011を開催しました!

今年の「トルコのお茶とお菓子を楽しむ会」が、昨日無事終了しました。
こんな時期ではありましたが、30人を超える方々にお集まりいただき、トルコの旅と歴史、文化、そしてお茶とお菓子の味をたっぷりと楽しむ会となりました。



今年は、『ビザンツ、オスマン、そしてトルコへ』(彩流社)などトルコ関連の著書を多数出していらっしゃる作家の野中恵子さんをお招きし、「トルコ歴史の旅 古代文明、アレクサンダー、ローマ・ビザンツ、オスマン、そしてトルコへ」という講演を行っていただきました。トルコには実に多彩な歴史があり、その痕跡を国のあちこちで見出すことができるのだと、あらためてわかりました。

また、今回登場したお菓子は、以下のようなものです。
■ロクム■
砂糖と水、デンプン(コーンスターチなど)を混ぜ、ナッツを入れてから冷まして固めたもの。取材旅行直後の野中さんが、イスタンブールの老舗HACI BEKIL(ハジ・ベキル)のロクムをおみやげに持ってきてくださいました!

■バクラバ(バクラワとも言う)■
パイ生地の間にピスタチオが折り込まれていて、シロップ漬けになっているもの。池袋のトルコ料理店『>デニズから取り寄せました。

■バクラバ サルマ■
サルマは「巻いたもの」という意味。パイ生地にピスタチオを大量に敷き詰め、巻いて焼いたもの。これもデニズからの取り寄せ。

■ピシュマニエ■
一見綿菓子のようだがけれど、小麦粉、砂糖、バターでできているもの。糸玉のようになっているものをほぐして食べます。

このほか、トルコ産のいちじく(トルコ語でインジル)、あんず(トルコ語でカイス)なども取り寄せました。ゲストでいらしてくださったアキテス・トラベルのエロールさんは、あんずの名産地マラティアの出身。一口食べて、「これはマラティアのあんずだ。間違いない」と確信していました。

さらに、トルコの交通機関の紹介やトルコクイズを行い、正解者にはトルコの手芸オヤなどをプレゼントしました。



おみやげは、トルコのカフェの名物、チョコレートのスプーン。そのまま食べてもいいし、ミルクを入れてかきまぜると、ほんのりココアの味に。

なお、今回の会は『>「トルコ遺跡Walkingガイド改訂版」の発行記念パーティーを兼ねており、本の売り上げの5%は、日本赤十字に東北関東大震災義援金として寄付します。地震の件では、トルコからも多くの心配する声が寄せられました。トルコから救援隊も来てくれているようです。日本人が元気に活動しているということを、一刻も早くトルコの人たちに教えてあげたいですね!

presentedy by 古代遺跡な旅

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