2012年6月4日月曜日

★トルコ料理の奥深さを知る!講演会に行ってきました!

見て、食べて楽しいだけでなく、ふか~い歴史と文化があるトルコ料理。
そんなトルコ料理の奥深さを紹介する講演会に行ってきました!

6月1日(金)14:00~16:00、文京学院大学・ 仁愛ホールにて特別講演会「トルコ料理の世界を知る」が開催されました。
お話してくださったのは、サロン・ド・キュイジーヌ主宰で海外各国の食文化を研究している料理研究家の荻野恭子氏と、トルコの歴史や食文化の専門家である東京大学・東洋文化研究所前教授の鈴木董氏でした。

トルコ料理は世界三大料理のひとつといわれています。
その地形のユニークさ、その食材の豊かさ。
そして6世紀半続いたオスマントルコ帝国の宮廷にて、イスラム圏の料理の代表として洗練されていったわけです。
その帝国の力は、当時大変貴重だった、香辛料や砂糖、塩、コーヒーなども容易に集めたそうです。

トルコ民族の起源はモンゴル高原北方の遊牧騎馬民族、昔は馬乳酒を飲んでいたそうです。
ごちそうは羊の丸焼きと羊や馬のミルクから作るヨーグルト。ヨーグルトはヨウルトというトルコ語が起源です。ヨーグルトからチーズを作ったそうです。
現在もヨーグルトは煮物に、ピラフに欠かせない調味料です。さながら日本の味噌のよう。
一昔前までは家庭で手作りヨーグルトが当たり前だったとか。

その保守的な舌も最近は変わってきました。1980年以降、アメリカの食文化が入ってきて、食のグローバル化が起こったのです。今のイスタンブールでは、イタリアン・レストランにも人気があります。


会場ではトルコのお菓子の試食も!

presented by 古代遺跡な旅

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