犠牲祭は、メッカ巡礼無事終了を祝して神にいけにえをささげるお祭りです。
巡礼に行かなかった人たちも牛や羊を屠って神にささげ、貧しい人たちに配ります。
イスタンブールの犠牲祭では、3週間くらい前から、町のあちこちにいけにえにする動物を売る市が立ちます。
早めに買ったら、アパートの中庭やベランダにつないで当日まで飼育します。
コーランには、犠牲になる動物には優しくしなければならないと書いてあるそうです。
いけにえにする動物を売る市場 |
借金のある人は犠牲をささげる資格がないとも書いてあるので、クレジットカードで犠牲を購入してもよいかどうかが議論されています。
また、犠牲にする動物についても毎年論争が起こります。祭り期間中、「ニワトリを屠りましたが、私は犠牲をささげたことになるのでしょうか?ならないのでしょうか?」といった質問にお坊さんが答えてくれる番組が放送されたりします。
郊外の動物市。巨大! |
郊外ではこういう大規模な市が立ちます。(黄色の屋根のところ)
たくさんの動物が集められる |
田舎の市はこんな感じ。2016年の犠牲祭は9月中旬。この時期にトルコを訪れて、お祝い気分を楽しむのもいいかもしれません…!
お問い合わせ:
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