クロアチアのドゥブロヴニクには、いくつかの観光施設や市バスがフリーパスになる「ドゥブロヴニク・カード」というものがあります。主要ホテルや観光案内所で入手可、1日券130クーナ、3日券180クーナ、1週間券で220クーナ(1クーナは17~20円)。
「1日で130クーナ(約2600円)はちょっと高い?」と思うかもしれませんが、1回100クーナ(約2000円)もする名物「城壁ウォーク」が含まれているので、軽く元が取れます。このドゥブロヴニク・カードを使って入れるドゥブロヴニク旧市街の観光施設を全部回ってみました。こちらにご紹介します!
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ドゥブロヴニクカードとガイドブック、地図 |
ドゥブロヴニクカードを買うと、旧市街のガイドブックや地図がついてきます。この地図をたよりに、旧市街を歩いてみましょう。
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城壁の上から見たアドリア海 |
まずは何をおいても城壁ウォーク。旧市街を取り巻く城壁の上をぐるりと歩くと、赤い屋根の街並みや青く輝くアドリア海を見下ろすことができます。ドゥブロヴニクではぜひ試してみたいアクティビティです。
旅行記もご参照ください
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海洋博物館 Maritime Museum |
城壁ウォークの途中で入場できる、海洋博物館。船にまつわる展示がいろいろとあり、ドゥブロヴニクがかつて海洋貿易で栄えた国であることがわかります。
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総督の館 Retor's Palace |
城壁を降りたら、聖ヴラホ教会の斜め向かい、ひときわ立派な構えの総督の館へ。中は歴史文化博物館となっていて、ヨーロッパの貴族の邸宅風のすてきな家具調度品があります。写真のようなユニークな彫刻の展示も。
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ドゥルチッチ・マスレ・プリティカ・ギャラリー Dulcic - Masle - Pulitika Gallery |
総督の館を出て少し歩くと、この「ドゥルチッチ・マスレ・プリティカ・ギャラリー」の小さな入口にたどり着きます。クロアチアを代表する3人の現代画家「ドゥルチッチ」「マスレ」「プリティカ」の作品を展示、こじんまりとしてどこか人のお家を訪ねたかのようなおもしろさがあります。ここの2階の窓から、大聖堂の正面を眺めることもできます!
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自然史博物館 Natural History Museum |
大聖堂の裏手から住宅街のようなところに入っていくと、思いがけずこの「自然史博物館」の入口があります。子ども向けの学習室のようなものもあり、なんだかほんわかした気持ちにさせてくれます。
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マリン・ドルジッチの家 Marin Drzic House |
ピレ門のほうに戻る途中に、クロアチアの誇る劇作家マリン・ドルジッチの家があります。なんとシェイクスピアより前の時代に活躍していたとのこと、本や舞台衣装、小道具などが丁寧に展示されていて、クロアチアの人にとってはとっても大切な存在であることがわかります。
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民俗学博物館 Ethnographic Museum |
この民俗学博物館は路地裏の奥の奥のほうにありまして、「まさかこんなところに博物館が?」と思ってしまいますが、中に入ってみると、2階建ての相当立派な建物。昔の暮らしがわかる道具や衣装などが展示されています。ここの2階から見た旧市街の眺めもなかなかのもの。
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ドゥブロヴニク美術館 Art Gallery Dubrovnik |
旧市街をピレ門の反対側、プロチェ門から出てちょっと歩いたところにあるのが、実はドゥブロヴニクで最も大きい博物館、「ドゥブロヴニク美術館」。内容はおもに近現代の絵画。クロアチアの人はほんとに、芸術の保護に非常に熱心です。上階のテラスには彫刻もあり、アドリア海をバックにするとまたなんとも言えない美しさが。
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レストラン・ペナトゥール Restaurant Penatur |
ドゥブロブニク・カードにはレストランの割引券もついています。これを活用しない手はありません!こちらは聖ヴラホ教会のすぐ裏手にある、レストラン・ペナトゥール。料金10パーセントオフの特典があります。レストラン高めのドゥブロヴニクにあって、これはありがたいです。
ずいぶんいろいろなところを回っているように見えますが、旧市街の中をぶらぶ歩いていれば、半日くらいですべて訪問できてしまいます。ドゥブロヴニク・カードとマップを片手に、ぜひ制覇してみてください!
ドゥブロヴニク旅行記はこちらも:
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