2020年4月25日土曜日

イスタンブールのアヤソフィアでモザイクを徹底的に楽しむ!

アヤソフィアのメインホール
トルコ、イスタンブール最大の見どころの一つであるアヤソフィア。元はキリスト教教会でしたが、その後イスラム教のモスクに改装され、現在は博物館となっています。
スルタンアフメト広場に面しています
朝9時から開いています。団体ツアー客で混むので、早めに行くのがおススメ!
4-10月 9:00-19:00(チケット売場は18:00まで)
11-3月 9:00-18:00(チケット売場は17:00まで)
入場料 100トルコリラ
(イスタンブールで複数の博物館に行く場合、ミュージアムパス325トルコリラがおトク)
ベルガマの壺
1階でひときわ目立つアラバスター製の壺は、通称「ベルガマの壺」。オスマン帝国のムラト3世が、ベルガマ(ペルガモン)のヘレニズム/ローマ遺跡から持ってきました。
左から聖母マリア、キリスト、洗礼者ヨハネ

見逃してはならないモザイクは、通路を上がって2階にあります。こちらはディーシス(ギリシャ語で「懇願」)と呼ばれる、ビザンチンモザイクの最高傑作。聖母マリアと洗礼者ヨハネが、最後の審判の日に人々が寛大な裁きを受けられるよう、キリストに懇願しています。
天井ドームにある聖母子像
赤ん坊のイエスを抱く聖母マリア
天井のモザイクも必見です。回廊の端に行くと、よく見えるスポットがあります。
コンスタンティヌス9世(右)、キリスト(中央)、皇后ゾエ
ディーシスから角を曲がったところにあります。11世紀東ローマ帝国の皇后ゾエは50歳にして初めて結婚、3度結婚して72歳まで生きたとされます。左のコンスタンティヌス9世は3人目の夫で、最初の夫の絵を描き替えたそうです。ゾエがとっても若くてチャーミングなのに注目!
ヨアンネス2世(左)、聖母子、皇后イレーネ
皇后ゾエのモザイクの隣にあります。11-12世紀東ローマ帝国の信心深い皇帝ヨアンネス2世と妻のイレーネ。右側の壁に、息子のアレクシオスが後からつけたしで描かれています。
「皇帝の座」と呼ばれる場所から
アヤソフィアで礼拝が行われるとき、皇帝・皇后とその家族は2階のバルコニーから参加したといいます。1階ホールと祭壇正面が見える、絶好の撮影スポット(今はメッカの方向を示すイスラム教のミフラーブが見えます)

ユスティニアヌス(右)、聖母子(中央)、コンスタンティヌス
1階出口に向かったら、建物を得る前に必ず振り返ってください!コンスタンティノープル(現在のイスタンブール)を築いたコンスタンティヌス帝と、現在の姿のアヤソフィアを築いたユスティニアヌス帝を、聖母子と一緒に描いたモザイクがあります。

コンスタンティヌスが持っているのがコンスタンティノープルの都、ユスティニアヌスが持っているのがアヤソフィアです。

このほかにも、指を入れて回すと病気が治るという「湿った柱」など、見どころがいっぱい!ぜひ、ゆっくりと見て歩いてください。

▼アヤソフィアを知るための本・映画


エンリコ・ダンドロの墓をお見逃しなく!


ドラキュラのお話。イスタンブールの地下には空間が開けている!?



2020年4月19日日曜日

おうちで楽しむモロッコ旅動画

なかなか旅に出ることができない皆さんのために、モロッコの旅動画をアップしました。 「青の街」として人気のシャウエンです。
ここのところ青い部分がどんどん広がっていって、どこまで行っても青い通りが続きます。。
 

以下がフルバージョンです。 街の中心部はスーク(市場)になっていて食べ物や日用品を売るお店が並んでいるのですが、そこを通り抜けるとひっそりとして、ただ青い空間が広がります。。

どうかおうちで楽しんでください!

古代遺跡な旅 モロッコ個人旅行