2008年11月27日木曜日

★犠牲祭(イード・アル・アドハー)のお休みがあります!

イスラム教の国には「イード・アル・アドハー(犠牲祭)」という祭日があり、今年は12月8日(月)から10日(水)の3日間がお休みとなることが多いようです。

これは、イスラム教徒がサウジアラビアのメッカへ巡礼に訪れる期間。
巡礼に参加していなくても、世界中のムスリムが同様にこの日を祝います。

この祭日の由来は、こうです。
預言者アブラハムの信仰心を試すため、神は息子イスマイルを犠牲に捧げるように伝えました。
アブラハムがそれに応じようとすると、神はその信仰心を称え、替わりに子羊(動物とも言われる)を犠牲に捧げるよう告げたのです。
これにならって、現代ではヒツジを神に捧げると同時に、親戚や友人が集まって、一緒にお祝いの食卓を囲みます。

イスラム教の祭日はイスラム暦に沿って行われるので、西暦からすると毎年時期が変わります。
今年は、8日(月)を中心にお祝いがあり、7日(日)の日没から8日(月)の日没にかけて、ドバイのあるアラブ首長国連邦では、アルコール類の提供が禁止されるほか、ベリーダンス等のショーも中止。ドバイの観光関連施設は通常通り開館の予定ですが、サウジアラビア、クウェート、カタール、オマーン、バーレーン等のイスラム教諸国では、一部観光施設も休館になります。

エジプトやトルコでは、遺跡や神殿、博物館の観光には影響はありませんが、地元の人たちが里帰りをするので、交通機関が混む可能性があります。この期間にご旅行する方は注意してくださいね…!

presented by 古代遺跡な旅

2008年11月23日日曜日

★エジプトを舞台とした犯人当てミステリー「Rの刻印」

エジプトを舞台とした「Rの刻印」という小説が出ています。
ハトシェプスト女王のミイラ特定を背景に、ハトシェプストの呪い、ナイル川で発見される死体…と、エジプトの雰囲気たっぷりのミステリー。
しかもこれ、小説の中には犯人が書かれていないんです。読者が推理してその結果を投稿、正解者の中から抽選でナイルクルーズが当たる…!という企画になっています。

犯人は締め切り後にネットでも公開されますが、推理を送った人には、「解決編」という冊子が送られてくるのだとか。この「解決編」を手に入れるためにも、推理を出してみたくなりますね。

まずは本を買って、読んで、それから応募。締切は2009年1月15日です…!

Rの刻印
ふじしろやまと著 講談社刊、770円
http://shop.kodansha.jp/bc/bunko/R/


presented by 古代遺跡な旅

2008年11月22日土曜日

★燃油サーチャージの値下げが始まります!

右肩上がりだった燃油サーチャージが、ついに値下げする見込みとなりました…!
原油価格の下落と円高のためで、今のところ、1月以降発券分から料金が変わるものが多い予定です。
例えば、今予約して、1月に発券(利用の確定)をすると、値下げした料金で買える可能性がある、というわけです。

例:
エミレーツ航空、日本・目的地間は33,000円→22,000円(認可待ち)
ベトナム航空、日本・ハノイ/ホーチミン間は10,500円→7,500円

ほかにも、JALや全日空など日系航空会社も値下げする予定です。
一時ものすごい勢いで値上げされていたのが、ひとまず、休憩といったところでしょうか。

来年から海外旅行に行きやすくなることは確か。
円の強い今なら、現地でショッピングもお得感いっぱいですね。(MI)

presented by 古代遺跡な日々

2008年11月18日火曜日

★早大のエジプト・フォーラムに行ってきました

昨日、早稲田大学で開かれたエジプト・フォーラムに行ってきました。早稲田大学エジプト考古学研究所では毎年このエジプト・フォーラムで1年の発掘成果を報告しているのです。

今年もサイバー大学の吉村学長をはじめエジプト考古学研究所の近藤二郎先生、建築の中川武先生などそうそうたるメンバーが集まってアブシール遺跡の発掘などについてお話してくださいました。

その中で聞いたニュースがあります。
カイロのエジプト考古学博物館に「特別展示室」というのができたのですが、早大の調査隊が発掘したものが、この特別展示室で公開されることになったそうです(展示品としては、「吉村作治の早大エジプト発掘40年展」から選んでいるそうですが)。

この冬カイロに行ったら、思いがけず日本の発掘隊の活躍ぶりに遭遇、なんていうこともあるかもしれませんね!

presented by 古代遺跡な旅

2008年11月16日日曜日

★エジプトで遺跡や博物館のチケット代値上げ

エジプトの遺跡や博物館では、11月1日から入場料が値上げしています。
ここのところ、2年おきに値上げするのが慣例のようになってしまいました。
いくら値上げしても、観光客は増える一方なのですが。

ただ、最近の円高で、日本円に換算すると、夏ごろと同じくらいか、むしろ安かったりするかも。
エジプトはもともと物価が安く、高級ホテルも意外なくらい低い料金で泊まれたりするので、ひょっとして今がねらいめかもしれませんね…!

新しい料金はこちら
エジプト観光地入場料変更2008年11月より
http://www.cyclejp.com/luxor/admission.html


presented by 古代遺跡な旅

2008年11月12日水曜日

★ドバイにニューターミナルオープン!

ドバイで、第1ターミナルの横に第3ターミナルがオープンしました。
2008年11月11日より、すべてのエミレーツ航空のフライトは第3ターミナル発着となっています。
また、他の航空会社のアメリカ、中東、ヨーロッパ方面のフライトも、こちらの第3ターミナルが使用される予定です。

第3ターミナルには、エコノミークラスは約120、ファースト/ビジネスクラスは約15のカウンターが
設置され、スムーズにチェックインすることが可能。
出発ロビーにはDuty Freeショップ、バーやカフェなどがたくさん並んでいます。
端から端まで歩くと40分もかかるほどの広さ!中にはスパなどくつろげるお店もあります。
乗り継ぎの間も楽しい時間が過ごせそうです。

ちなみに、下記URLで第3ターミナルのビデオを見ることができます…!http://www.emirates.com/ae/english/plan_book/dubai_international_airport/emirates_terminal_3/emirates_terminal_3.aspx

presented by 古代遺跡な旅

2008年11月10日月曜日

★トルコのガイドブック「トルコ遺跡Walkingガイド」刊行!

トルコの遺跡について詳しく紹介したガイドブック「トルコ遺跡Walkingガイド」が、11月21日に発売になります。

トルコと聞いてまず思い浮かぶのは「イスタンブール」「カッパドキア」だと思いますが、イスタンブールはビザンチン帝国とオスマン帝国の都、カッパドキアは古代からの修道僧の拠点。そしてエフェスやパムッカレは古代ギリシャ・ローマの街と、場所によって作られた時代やその意味合いがまったく異なるのです。

複雑で混沌としたトルコの歴史をすっきりと整理し、自分が見たものが何なのかを、しっかり理解するために、このガイドブックが生まれました。遺跡や教会の詳細図と写真をたくさん入れているので、実物と写真・図を比べながら、それがどういうものなのかを確認することができます。

好評の既刊「エジプト遺跡Walkingガイド」の姉妹編。
この冬のトルコ旅行に、ぜひ活用してください。
ただいまホームページでご予約受付中!


トルコ遺跡Walkingガイド
http://www.kodai-iseki.com/shop/turkey_iseki.html

2008年11月6日木曜日

★ドバイでショッピング・フェスティバル開催!

もともとショッピング天国として知られているドバイ。冬には「ドバイ・ショッピング・フェスティバル」が開催されます。
2009年1月15日から2月15日までの32日間。
実は今年で13回目、毎年多くの観光客で賑わいます。

ドバイの大手ショッピングセンターの40店舗以上のお店が参加、なんと50%オフのバーゲンセールを開催。
買物の金額に応じてクーポンがもらえ、豪華景品の当たるくじ引きに参加できます。その景品は高級車から金1キロなどケタはずれ!

期間中には、若手ファッションデザイナーによる作品発表もあります。

買い物だけでなく、各国の食べ物・屋台が並び、ドバイの高級ホテルの食事も味わうこともできます。
年明けはドバイのビックイベントへ出かけてみてはいかがでしょうか。

2008年11月4日火曜日

★パムッカレのホテル紹介「パム・テルマル・ホテル」

石灰棚とローマ遺跡ヒエラポリスで有名なパムッカレ。
ガイドブックなどを読んだ方は、ここが古代から現代にいたる「温泉保養地」だということはご存じでしょう。
遺跡に「温泉プール」があるだけでなく、周辺のホテルもスパ付きのリゾート風ホテルとなっています。

石灰棚のすぐふもとに「パムッカレ村」という小さい村がありますが、観光客の多くは、石灰棚から車で10分くらい離れたところにある「カラハユット」という街に泊まります。スパ付きのホテルが集まっていて、ちょっとしゃれたおみやげ屋さんなども並んでいます。

「古代遺跡な旅」がこのカラハユットでよくご紹介しているのが、Pam Thermal Hotel(パム・テルマル・ホテル)。料金は3つ星クラスなのですが、広々としてスパ施設も充実、泥温泉もあるんです。泥温泉にはマグネシウム・ミネラル・カルシウムなどが含まれていて、肌に良いほか、リュウマチや神経痛などにも効能があるとのこと。

パムッカレは宿泊せずに通り過ぎてしまう人も多いのですが、ほんとは2泊、3泊とのんびしていたいところです…!

Pam Thermal Hotel(パム・テルマル・ホテル)
http://www.pamthermal.com/




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カラハユットの紹介はこちらでもしています。

★足湯もある!赤いパムッカレ

presented by 古代遺跡な旅デスク