2015年1月31日土曜日

トルコ黒海沿岸のおしゃれな保養地をご紹介します!

イスタンブールから、トルコ人が休暇を過ごす保養地「アーバ(Agva)」の写真が届きました…!

ホテルのテラスでのさわやかな朝食
イスタンブールから車で約2時間、黒海に面し、2つの川にはさまれた穏やかな町です。

山小屋風ホテル
トルコの保養地
川辺でのんびり
夏は海水浴、その他の季節はハイキングをしたり、川辺のレストランで魚料理を食べたり、川でボート漕ぎをしたりします。

シレ布のブラウス

シレ布という、さらさらで夏に気持ちの良い布の産地で、シレ布製品(ブラウスやシーツ)を安く買うことができます。

イスタンブールに長期間滞在する人は、一度足を延ばしてみてもいいですね!






2015年1月25日日曜日

モロッコ、マラケシュのクッキング教室をご紹介します!

モロッコのマラケシュでは、モロッコの伝統料理を習うクッキング教室が人気。その内容をご紹介します!
チキンタジン
チキンタジン
モロッコの家庭の日常食であるタジン。日本でもおなじみ、ふたの先がとがっている「タジン鍋」に肉や野菜を入れ、ぐつぐつと煮込みます。野菜の水分を利用し、水をほとんど入れないのが特徴。チキン、ビーフ、ラムと使う肉を変えたり、野菜の取り合わせを変えたりするすることで、さまざまなバリエーションが出ます。


スークの野菜売り場
野菜のスーク(市場)
料理教室ではまず旧市街メディナのスーク(市場)に行って、食材を買い入れます。日本のスーパーで売っている野菜と異なり、色も形もさまざま。自分の目で見て、よく選んで買います。タマネギやトマトなど、アラビア語でなんというか聞いてみてもいいですね!

リヤドのキッチン
リヤドのキッチン
モロッコのリヤド(リアド)は昔ながらの個人宅を改装して作られたところが多く、キッチンもどこか一般家庭風です。2口、3口のガスコンロを使うところは、日本の家庭と似ていますね!

マラケシュ料理教室
調理道具
お鍋は日本で使われているものとは形や大きさがちょっと異なります。タジン鍋も実は、家族用の大きいものから1人用のもの、調味料を入れる小型のものと、いろいろあります。

マラケシュクッキング教室
タジンの材料
タジンに欠かせない野菜は、タマネギ、ニンニク、トマトといったところで、あとはなんでもお好みのものでかまいません。ジャガイモ、ニンジン、マメ類を使うことが多く、オリーブやプルーンなんかを使うこともあります。

野菜を切る

作り方は簡単、基本的に野菜を切ってタジン鍋に並べ、ふたをして煮るだけ。野菜の並べ方などを、ちょっと工夫してみるといいと思います。


タジンの作り方を、簡単にご紹介しておきます。

1)タジン鍋にオリーブオイルを入れる。
2)野菜を並べる。順番はニンニク、タマネギ、肉、その上にジャガイモなどの野菜をきれいに並べる。
3)塩、コショウ、クミン、コリアンダーなど好みの調味料を入れる。
4)ふたをして弱火で30分くらい煮込む。

水分が多く煮立ってくるようだったら、少しふたをずらします。
野菜がくたくたになるまで、1時間くらい煮込んでも可。


タジン


長時間煮込むことで野菜の甘みがきわだって、あまり濃く味付けしなくてもおいしく食べることができます。
モロッコで本場のタジンづくりを習ったら、ぜひ日本の自宅でも試してみてください…!

2015年1月22日木曜日

トルコの最新刊!「史跡・都市を巡るトルコの歴史」

「古代遺跡な旅」の「トルコのお茶とお菓子を楽しむ会」で講演していただいたこともある、トルコ評論家・トルコ語通訳の野中恵子さんの新刊が出ました!


イスタンブールはもちろん、カッパドキア、エフェス、ハットゥシャなどトルコのさまざまな都市・地域の歴史とエピソードを細かく教えてくれる本です。これから行く人に役に立つのはもちろん、トルコを訪れたことのある人は、「そうだったのか…!」と気づかされることがたくさんあるはず。

例えば、トルコは今イスラム教の国ですが、カッパドキアでは岩の中にキリスト教の教会がたくさん作られてます。「なぜ一〇〇〇はあると見られる岩窟教会だけが残っており、岩窟モスクは一つも生まれていないのか」

…確かに!(答えは本をご覧ください)

エフェスがいかにキリスト教と深い関係にあるかという説明もおもしろいです。使徒パウロはパムッカレにも行っていたんですねえ…。

ぜひ一度ご覧になってみてください!

野中恵子著
ベレ出版
1,900円+税





2015年1月21日水曜日

マラケシュのカフェでヘナ・アート体験!

植物の液で手に模様を描くヘナ・アート。日本でも最近、髪の毛を染めるのによく使われていますが、モロッコでは手に模様を描いたりする、伝統的な女性のおしゃれの一種として知られています。一度試してみたいけれど、路上でヘナを体験するのはちょっと不安、と思っていた人も多いのでは?

今回は、ヘナ・アートを専門とするマラケシュのメディナのカフェで、のんびりお茶を飲みながらヘナを体験してみました!

カフェ入口
迷路のようなマラケシュのメディナの中に何気なくある、カフェの入口。階段を上がると、見晴らしのよいティールームがあります。

ヘナのカタログより
さまざまなパターンを描いた、手作りのカタログがあります。この中から、お好みのパターンを選びます。花や草木模様のほか、ベルベルの伝統的なシンボルの図柄などがあります。

ヘナ・アーティスト
ヘナの粉を水で溶いたもので、絵を描いていきます。モロッコの女性は、自分で工夫しながらヘナ・アートを習得します。上手に描けるかどうかは、人によって結構異なります。こちらのおばさんは、熟練した手つきできれいな柄を描いてくれました。

ヘナの柄ができていく
これくらいの柄だと、10~15分くらいで描けます。手の甲、腕など、好みの個所を聞いてくれます。指の先に塗ってくれたりもします。

完成したヘナの図柄
塗り終わった状態で、しばらく乾燥させます。だいたい乾いたところで、おばさんが仕上げのレモン汁を縫ってくれます。そうするときれいに定着するそうです。ヘナの粉はすぐにとっておかず、できるだけ長くそのままにしておくと、その分濃く柄が残ります。

粉を取るとこんな感じ
粉が取れた状態だと、こんなふうにほんのりした色が残っています。色はオレンジ、グリーンなど、使うヘナによって微妙に異なります。「ずっとこのまま色が残ったらどうする!?」という心配は無用、1週間くらいするときれいに消えてしまいます。旅の記念の一つだと思ってください!

「古代遺跡な旅 モロッコ・デスク」では、マラケシュのヘナ・アート体験にご案内します!

お問い合わせ・お申込はこちらへ:

2015年1月11日日曜日

モロッコの砂漠ホテルでの年越しパーティーに参加してきました!

今年もモロッコのメルズーガ砂漠ホテルでの年越しパーティーに参加しました。
毎年大晦日の夜、モロッコの砂漠ホテル、砂漠キャンプでは盛大なカウントダウンのイベントが開催されます。こちらはプールのある中庭が印象的なホテル・ナセル・パレスでの模様です。

砂漠ホテルでの年越しパーティーたき火
中庭でのたき火

パーティーのメイン会場である中庭。日が暮れたころから、続々と人が集まってきます。この時期、砂漠の夜はとても寒いので、大きなドラム缶にまきを入れて火をたいています。

砂漠ホテルのディナー
レストランでのディナー
ニューイヤーイブのディナーは夜9時ごろから。長細いテーブルにお皿が並べられ、お祝いのディナーテーブル風。何十席とあるテーブルが埋まってしまいます。

砂漠ホテルのパーティー、サンタクロース
サンタが登場
なぜかサンタが登場、一人一人にプレゼントを配ります。ナセル・パレスでは毎年オリジナルのスウェットウェアをくれます。

ベリーダンス
ベリーダンサー
サンタの次にベリーダンサーが登場。こちらはスペインから来た3人組のダンスグループ。アクティブでとってもチャーミングです。

ベルベル音楽
ベルベル音楽の演奏
こちらは伝統的な地元のベルベル風音楽。太鼓をたたき、歌を歌い、この地域独特のカスタネットのような楽器を鳴らします。地元のモロッコ人も飛び入り参加、ここでは誰もがプロ並みに太鼓をたたいて歌えるのです。

砂漠ホテルのカウントダウンと花火
カウントダウンと花火
そして年が明ける瞬間、カウントダウンの合図とともに、一斉に花火が挙げられます。月が輝き、星がさえわたる夜空に光る花火は、なんともきれい。

砂漠ホテルの元旦
新年の朝
そして一夜明け、新年を迎えたホテルにはすがすがしい静けさが戻っています。宿泊客の人たちはこの日はあまり予定を入れず、昼ごろまで中庭のテーブルでのんびり過ごしているようです(朝食のコーヒー、紅茶がそのままフリーでおかわりできます!)

砂漠ホテルの新年
新年の飾りつけ
モロッコはアラビア語とともにフランスをよく使うので、中庭にはフランス語でBonne Annee(New Year)の文字が。モロッコはイスラム圏なのでクリスマスのお祝いはなし、外国人観光客が多いホテルではこのようにクリスマスもお正月も一緒にお祝いします。

年越しパーティーには地元の若者も大勢参加し、年に1回このときだけ、モロッコの砂漠は独特の雰囲気に包まれます。ぜひ一度、モロッコの砂漠での年越しを体験してみてください!

お問い合わせはこちらへ:

2015年1月9日金曜日

トルコ、スペイン、モロッコ14日間ハネムーンの体験記が届きました!

年末年始に、トルコ、スペイン、モロッコと3か国周遊でハネムーンを楽しんだお客様より体験記が届きました!
建築にご興味があると見えて、素晴らしい写真ばかりです。ぜひご覧ください!

シャウエンの青い街並

詳細はこちらに。

トルコ・スペイン・モロッコハネムーン14日間
http://www.kodai-iseki.com/travel/taiken_ma_1220y.html

ご参考までに、こちらの移動手段は以下のようになっています。

成田~イスタンブール:飛行機ターキッシュエアラインズ
イスタンブール~マドリッド:飛行機ターキッシュエアラインズ
マドリッド~コルドバ:公共バス
コルドバ~グラナダ:公共バス
グラナダ~アルヘシラス:公共バス
アルヘシラス~タンジェ:公共フェリー
タンジェ~シャウエン~フェズ~砂漠~アイト・ベン・ハッドゥ~マラケシュ~カサブランカ:専用車
カサブランカ~イスタンブール~成田:飛行機ターキッシュ・エアラインズ

スペイン~モロッコ間はフェリーで移動できるので、マドリッド往復イスタンブールストップオーバーの航空券を取ることで、3か国周遊することができます。

アヤ・ソフィア、ブルーモスク、コルドバのメスキータ、アルハンブラ宮殿、シャウエン、フェズやマラケシュのメディナ、そして砂漠と、めくるめくような歴史と自然の旅。新婚旅行で実現できるなんて、本当にうらやましいですね!

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古代遺跡な旅 モロッコ
古代遺跡な旅 トルコ