2016年8月11日木曜日

マラケシュのスークでお買い物!メディナを散策

モロッコのマラケシュといえば、迷路のような旧市街メディナが有名。この迷路をくぐり抜けながらスーク(市場)でお買い物をするのが、モロッコでの最大の楽しみのひとつ。地図なしでメディナを回るためのヒントを少々お教えします。

マラケシュのメディナ
店内に、店頭にところせましと品物が並びます
メディナを回るには、まずジャマ・エル・フナ広場に行きましょう。モロッコならではの食べ物屋台が並び、日夜大道芸が繰り広げられる、いつも人でいっぱいの場所です。まずは名物のオレンジジュースでのどをうるおします。競争が激しいせいか、ここではジュース1杯40~50円と格安です!

ジャマ・エル・フナのオレンジジュース屋台
しぼりたてのフレッシュジュースです
ジャマ・エル・フナ広場から一歩奥に入ると、途端に迷路です!ここは、人の波に乗って歩きつつ、メディナの中では比較的大きな広場であるRahba Kedima(ラヒバ・ケディマ)を目指しましょう。周囲のお店の人にRahba Kedima?と聞けば、方向を教えてくれます。

マラケシュのメディナ
迷路の中にもひたすらお店が続く
突然ふわっと道が開けて、ラヒバ・ケディマ広場に着きます。ここにはランドマークであるCafe des Epices(カフェ・デ・ゼピス)があります。凝った名前のようですが、フランス語のepiceは英語でspice(香辛料)、いわば「スパイス・カフェ」です。

マラケシュのカフェCafe des Epices
マラケシュの名物カフェ Cafe des Epices(カフェ・デ・ゼピス)
マラケシュに来たら一度は入ってみたいお店ではありますが、クリスマスなどのハイシーズンには満席で入れないなんていうことも起こります。

マラケシュ カフェ メニュー
Cafe des Epicesのメニュー
食べ物メニューはサンドイッチが400円前後と、モロッコとしてはやや高め。有名店なので仕方がありません。そこで、ややお値段低めの向かいのお店に入り、広場とCafe des Epicesを上から見下ろすという方法もあります。

マラケシュRahba Kedima広場
おみやげ屋台が並ぶラヒバ・ケディマ広場

お店のテラス席に上がると、ラヒバ・ケディマ広場だけでなく、マラケシュのメディナ一帯を見渡すことが可能です。エレベーターがなく、階段を4階くらいまで上っていくのでちょっと疲れますが、上がってみるだけの価値はあります。

マラケシュのベン・ユーセフ・マドラサ
ベン・ユーセフ・マドラサのモザイク
ラヒバ・ケディマ広場からさらに奥に進むと、マラケシュ博物館やベン・ユーセフ・マドラサなどが集まった、観光客のよく訪れる一角に出ます。ベン・ユーセフ・マドラサはイスラムの神学校で、50~60年前まで実際に使われていましたが、今は観光客向けに解放されています。ここでの見所は、美しいモザイクタイルです!

泉があるムアッシン広場
ベン・ユーセフ・マドラサ前の道を周り、ジャマ・エル・フナ広場方面に戻ります。途中、ムアッシン広場という、やはりちょっとしたランドマークとなっている場所があります。ここからジャマ・エル・フナまでは左右にお店が並ぶ賑やかな通りが続き、迷うことなくたどり着くことができます。

マラケシュのスーク、ハーブやスパイス
ハーブやスパイスの専門店
モロッコといえばハーブやスパイスの名所。店頭ではこのようにかごに入って山積みにされています。三角にディズプレイするところにこだわりがあるようです。クミン、コリアンダーなど格安で手に入りますが、購入はキロ単位。1キロだとさすがに多すぎるので、1/2キロ(フランス語でドゥミ・キロ)とお願いするのがいいようです。

迷路のようなマラケシュのメディナも、ジャマ・エル・フナ広場の位置を常に意識しつつ、「ラヒバ・ケディマ」「ベン・ユーセフ・マドラサ」「ムアッシン」の方向を尋ねながら歩いていけば、きっと無事に戻ってくることができるはず。ぜひチャレンジしてみてください!

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