2007年10月17日水曜日

★テンプル騎士団の使命は?!「聖なる遺骨」を読みました

「聖なる遺骨」という小説を読みました。
「ダ・ヴィンチ・コード」が「テンプル騎士団は、マグダラのマリアの○○○を守っていた」という話だったのに対し、これは「テンプル騎士団は、イエス・キリストの○○○を守っていた」という話です。

中東もののミステリー小説はたいていそうですが、現代の世相とうまくからめていて、これもエルサレムの嘆きの壁の近くの地下道を調査するという、実際の出来事をうまくヒントにしていました。

あの辺は、イスラム、ローマ、ユダヤ、もしくはその前と、いろんな歴史が交錯しているから、下手に掘り返して特定の宗教・宗派にとって聖なる地だということが証明されると、ほかのグループにとって不都合なんですね。

(ちなみに嘆きの壁がソロモンの神殿の一部、というのは歴史的事実として認められているのと思っていたのですが、実はそうでもないんだとか)

お話の中では、実は神殿の丘の地下から○○○が出てきて…となっているのですが、神殿の丘の下って、いかにも何か出てきそうですね。しかも、絶対に掘らせてくれなさそうなところが、ますます気になってしまう理由だったりして。

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