少し前、イスラエルのクムランで、発掘ボランティアを募集しているということを耳にしました。
そこで思い出したのが、あの死海文書です。
死海文書とは、ユダヤ教とキリスト教の原点を示す古文書のようなものです。
紀元前の文書が発見されるというだけでも、驚くべきことなのに、死海文書が見つかったのはわずか60年前、しかも、見つけたのは羊飼いの少年だったそうです。
ある日、少年が羊を連れて死海付近を歩いているとき、一匹の羊が逃げ出してしまった。
追いかけようと入った洞窟の中で壺を見つけ、中を開けたら巻き物が入っていた。
少年はその巻き物を持って帰って、エルサレムの古物商屋に売ろうとしたところ、古物商屋が考古学者に
それを見せにいった。
すると、それが死海文書であるということがわかったのです!
まるで、アラビアン・ナイトのような話ですよね!
イスラエルはまだまだ発見されていない多くのものが眠っているといいます。
この発掘ボランティアに参加すれば、わたしにもこんなロマンティックなことが起きるのかな、なんて考えてしまいました。あのすさまじい暑さに耐えられればの話ですが…。(MI)
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