エジプトのスフィンクスの前で、20人くらいの侍がポーズを決めている写真を見たことありますか?
侍と砂漠、侍とスフィンクス、まるで合成したんじゃないかと疑いたくなるような写真です。
でも、この写真は合成ではなく正真正銘の本物。
1864年、日本の江戸幕府が派遣した遣欧使節団がエジプトを通過する際に、ピラミッドを見学し、スフィンクスの前で記念撮影をしたそうなんです。
ちなみに彼らのエジプト滞在はたったの2泊3日だったとか…。
なんとスフィンクスに登ろうとした侍もいたそうですよ。
当時のエジプトの人は、腰に刀を差したちょんまげ姿の団体をどのように見ていたのでしょうね。さぞかし驚いたと思います!想像するとちょっと面白いですよね。
侍も訪れたスフィンクスって本当に昔から有名な観光地なんですね。
侍も来たと思うとスフィンクスがいつもより偉大に思えるのは私だけでしょうか…。(MI)
この本の表紙に、その写真が使われています。
「維新前夜―スフィンクスと34人のサムライ」(鈴木明著、小学館)
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