ルクソールの王家の谷での最大の見所は「ツタンカーメンの墓」だと、当然誰もがお思いでしょうが、ご存じのように、ツタンカーメンは少年のうちに亡くなったので、その墓は急いで作られたのか、さほど立派なものとはいえないのです。
では、ファラオのものならではの立派な墓はどれかというと、それは長年閉鎖中の「セティ1世」の墓。セティ1世はあの有名なラムセス2世の父親で、現在王家の谷で見つかっている中では最も規模が大きく、また見事な壁画を持つ墓を残しています。
最近、このセティ1世の墓でウシャブティやらカルトゥーシュやらが見つかったというニュースがありました。新しいものが見つかるのはいいことですが、ということは、まだまだ調査が続いているということは、再オープンはまだ先のことなのですね…。
再オープンのあかつきには、今限定公開中のネフェルタリの墓よりはるかに話題になるかと思うのですが。セティ1世の墓の再開、待ち遠しいです!
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