東京・上野、国立科学博物館の「インカ・マヤ・アンデス展」内覧会に行ってきました!(報道関係者向けに、前日に会場を公開するものです)
正直、「インカとマヤとアンデスをいっぺんに展示する」と初めて聞いたときは、「テーマが大きすぎてわけわからなくなるのでは…」とも思いました。でも、いざ会場で3つの文明の出土品を一度に見ていると、マヤとアステカはもちろん、インカにもどこか共通する"アメリカ大陸の美意識"みたいなのがあって、それはやっぱりエジプトとかメソポタミアのほうの文明とはまったく違うものなのだなあ…と実感できたのです!
さらに、アステカって都市遺跡が今のメキシコシティに埋もれちゃっているし、どこかマヤの亜流っぽいし、心臓取り出す儀式でイメージ悪いし…と、あまり期待していなかったのですが、そのメキシコシティの下に埋もれてるはずのテノチティトランのテンプル・マジョール、かなりしっかり発掘されてるんですね!(日本でも愛知県立大学の杉山先生が手がけていますね)。そこから出てきた像などが展示されていたのですが、これもかなりおもしろい!
会場にはテンプル・マジョールのミニチュア復元がありましたが、相当期待してよいのではないかと思います。
展覧会見学の前の予備知識には、ぜひこちらをどうぞ。
失われた文明「インカ・マヤ・アステカ」展特集
http://www.kodai-iseki.com/exhibit/incamayaaztec/
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